2019.03.16
ブリッジが駄目になってインプラント治療を行った症例
60代女性の患者様のパノラマレントゲンです。左下のブリッジを数年前に装着したのですが、最近噛むと違和感があるとのことで当医院に来院されました。精査してみますと、ブリッジを支えている一番手前の歯根に亀裂が入っていることが判明しました。おそらく無髄歯ということもあり過重負担となり割れてしまったんでしょう、という説明を行い、患者様より同意を得ましたので、抜歯後インプラント治療をすることになりました。
インプラント治療完成後のパノラマレントゲンです。この部分はオトガイ孔という神経の出口が近いので要注意なのですが、CT画像を解析して神経を避けて出来るだけ長いフィクスチャーを埋入しました。こうすることで、歯が割れてしまうほど強い咬合力に耐え、おそらく半永久的に機能するものと思われます。