2019.03.23
上下インプラント治療
60代女性の患者様です。インプラント治療を希望して来院されました。既に歯が無いところはもちろんインプラント治療になるのですが、他にも何本か保存不可能な歯が認められたので、抜歯してインプラント治療になります。抜歯しなければならなくなった歯の共通して言えることは、無髄歯ということです。やはり、歯の神経を取るということは、予後不良になる可能性が極めて高くなるということです。それは何故かというのはここでは言えませんが、もし当院に来られた時はその理由をお話しします。
結局、計9本のインプラント治療になってしまいました。上顎は骨が軟らかったので臼歯部は上顎洞底挙上術を行い、できるだけ長くて太いフィクスチャーを埋入しました。これぐらいしっかり手術を行わないと毎日噛むわけですから永久的にもちません。下顎の方も下歯槽神経ぎりぎりまでフィクスチャーを埋入しました。