2019.05.18
上顎前歯部1本インプラント治療
15年前に前歯部に1本インプラント治療を行いました。前歯部1本のインプラント治療は、審美性も問われますので難易度が高いです。フィクスチャーの埋入位置や埋入深度、フィクスチャーのメーカーとその種類、長さや直径、形状等が非常に重要になってきます。また、アバットメントも写真のように、金合金を用いて、個々の患者様の骨や歯肉の形態に応じてカスタムメイドしたが方がより一層審美性が良く、予後も良くなり歯肉が下がって隙間が空いてくるのを長期にわたって防ぐことができます。最近では、ジルコニアアバットメント、ジルコニアセラミッククラウンという組み合わせが多くなってはきていますが、それぞれ一長一短がありますので、経験、知識、技術を持っている歯科医院で相談された方が良いでしょう。