2020.02.14
ショートインプラントを利用し上顎洞底挙上術を回避した症例
60代女性の患者様です。インプラント治療を希望し来院されました。右上7番及び左上6番7番が欠損しており、歯槽頂から上顎洞底まで6ミリしかありません。本来なら、上顎洞底挙上術を併用してインプラント手術をしないといけないのですが、この患者様は非常に恐がりな方でしたので、ショートインプラントを用いて低侵襲なインプラント手術をおこなうことにしました。
上部構造まで装着した術後のパノラマレントゲンです。当院で使用しているショートインプラントを独自の方法で手術をおこないました。残存歯も歯周病が進行しており動揺している歯もあったのですが、両側にインプラントが入ったことで咬み合わせが安定した為その動揺も見事に収まりました。